キッチンの印象の大きな部分は、クロスや床と同様に扉に関してもキッチンの空間を演出するものとして重要と考えられます。キッチンの扉はカラーバリエーションやデザイン性はもちろんですが、取っ手の形状や材質、お手入れのしやすさ、耐久性などによっても変わってきますので、キッチンリフォームをする際には十分に検討して選ぶことがおすすめと言えます。キッチン扉に関しては、使用される材質によってお手入れ方法や耐久性の面などでそれぞれ変化があります。一般的にキッチン扉として多く使用されているものは、合板の上に樹脂を含まれているシートを貼っているタイプのものとなります。

カラーバリエーションが豊富な点やお手入れがしやすい点、価格としても安価で購入できる点などのメリットがありますが、表面がはがれやすい点がデメリットとなります。キッチンリフォームをする機会に、表面の艶が美しいタイプのキッチン扉にしたいと考えているときには、合板の上にポリウレタン塗装を行う扉と、紫外線照射によって硬化させる塗装を使用しているタイプのものが選択できます。この種類のキッチン扉に関しても、カラーが豊富で艶がでるために美しいキッチンを演出できるメリットがありますが、他の材質と比較したときに価格が高くなる点があります。木のぬくもりを感じられる場所にキッチンリフォームによってしたいときには、表面に樹脂塗装をしている扉を選択することも可能です。

錆びにくさを重視したいときにはステンレスのものもあり、水や油に強いためにお手入れが簡単にできる点がメリットになります。